【速報】MBO致しました!


今日は早起きしました。
朝焼けの良い天気です。

本日27日付け、 Soup Stock Tokyoを運営する㈱スマイルズの株式を
現在の株主である三菱商事とオリエンタルランドから、
私遠山が全額個人で取得(MBO)致しました!

昨日、23年間お世話になった三菱商事を退職し、
改めてスマイルズの代表取締役社長となり、
今まで現場を引っ張ってきた松尾が副社長となって、
晴れて、プロパーで運営する会社になったわけです。

1999年ヴィーナスフォートの第1号店出店以来、三菱商事とオリエンタルランドには、大変お世話になってきました。
その両社の信用力、実際の事業経営サポートが無ければ、今まで存続できませんでした。大変感謝しております。

この4月でスマイルズは10年目を迎えます。
いつまでも実家で暮らしていたら、成長はできません。
いつかは独り立ちが必要です。

だからMBOを決意しました。

この額は、99年に一号店を出すことが決まった98年に作りました。
実際の看板になるわけでもなく、誰かにプレゼンするものでもない。
キャンバスの枠に、遠く先が見えるシートを張って、
誰にも頼まれていないのに、何の役にも立たないけれど、勝手に創りました。

昨年11月にMBOを決意しました。

実は、資金の算段があったわけでもなく、パートナーがいたわけでもありません。
でも、決意によって、皆さまの色々なご協力が自然と集まり、実現することができました。

今、期待と責任と緊張感の中、ワクワクしています。

先日、社員の一人が言いました。
設立当初のスマイルズは、もっとラディカルだったと。
「なんでこうなっちゃうの?」などと文句をいいながら、
ファストフードはこうじゃなきゃイヤだ!と、
上からの目線で、誰にも頼まれていないのに、SSTを創ってきたと。

さて、これから。

従来通り、いや益々慎重に。しかし、上からの世直し目線?も復活させます。
私は、この9年間で得たことに「意義」というものがあります。
毎日、忙しい日々。辛いことのほうが多いかもしれない日々。
でも、我々は、企業理念である「生活価値の拡充」を基に、
無添加の食べるスープを通じて、世の中の体温が少しでも上がれば、
なんて本気で思ってきました。

そうやって少しでも世の中がよくなれば、という「意義」があるからこそ、
辛くても皆、踏ん張ってきました。
我々には「意義」が必要であり、無くてはならないのです。

時代もこれからは、「良い・悪い」から「信じられる・信じられない」に変わり、
まさに「意義」や「共感」が求められる時代になります。

さて、これから。
我々スマイルズには、幸いにも本当に素晴らしい仲間たちが溢れています。
そして、47の店舗と、400万人/年のSSTをご利用頂いている
お客さまがいらっしゃいます。
これは、小さなインフラとも呼べ、責任もあり、
またそれらを通じた世の中への提案する場でもあると考えています。

先日社内で「世の中の体温をあげるプロジェクト」を公募したところ、
約30名80案件の応募がありました。

これからのSSTは、環境にもしっかり取り組みその模範となり、
世の中に「小さな驚き」や「気付き」やその「きっかけ」を提供し、
5年後には、誰にも似てない、無くては困る、バカ正直で、
商売人でありながら、美しく、ユニークで、憧れられる、
特別な存在になります。

皆さま、何卒これからも、宜しくお願い申し上げます。
企業の原動力は、意義とワクワクとウキウキです。
ワクワクとウキウキは、同じです。
二つあると、倍大きいという意味です。
さて、ワクワクとウキウキを詰め込んだ中型バス(ハイブリッド仕様)が、
これから発車します。

いっちょう皆で頑張ります!!

株式会社スマイルズ 
代表取締役社長 遠山正道と仲間たち

※内容、表現、肩書、各種名称は、公開当時のものをそのまま掲載しています。

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