先日、とっても不思議なお仕事に遭遇しました。
学生時代、原宿のカフェでバイトをしていた時からの友人によるご依頼です(とは言っても20年ぶりの再会!!)。
元不動産屋さん、要職を務めていたゴリゴリビジネスパーソンが一念発起して、事業承継したヨーロッパアンティークの家具屋さん。今までの仕事とは、ナニかが違うと思い切って飛び込んだ世界です。
勝手は違えど、さすがもともとエグゼクティブ。事業そのものは順調だったそうですが、そこではたと立ち止まる。
「思い立ったが吉日とは言うものの、なんでやろうとしたんだっけ?」
これはまさに起業家のWHYを見つけるプロジェクト。
こりゃ大変だなんて思いながらも、再会初日はとりあえず呑むかと居酒屋にて、「社名もいっそのこと変えようかなぁ、、、何がいいっすか?」の一言。
「ん?カタパットでいいんじゃん?!」
・・・、呑みの席でのあまりにもいい加減な一言。
もはや思いつきでもない。
口が勝手に動いたんだ!と後になって言いたくなる。
「どういうこと? それいいっすね!」なんてまさに呑みの席でしか現れない、その後、霧散確定のどうでもいい遊興のはずでした。
翌日、彼から連絡が。
「登記に向けて動いてます!」とのこと。
「(野崎の内心)うそでしょ!?!?」
答えは決まってしまった。まだ何者でもないそれに向けて、CI開発プロジェクトは動き出しました。
まずは徹底的に経営者の内の内を、ひも解きます。
自身のCAN(できること)、MUST(すべきこと)、WILL(したいこと)や、過去・現在・未来にいたるまで、約3か月にわたり、延々と掘り下げ続ける作業というか雑談の連続。
でもね、おぼろげながら見えてくるんです。”カタパット”が。
サイトも作ってみたのでぜひご覧ください。
もはや名前もプロセスもアウトプットもユニークネス。
でも確かに彼と彼の会社自身の価値を現わしている自信があります!
https://katapat.co.jp/
P.S. そして彼がやっている アンティークショップのサイトも面白いのでぜひに!!
野崎亙