本当は、みんなおもしろい。本当は、もっといいチームになれるはず。


注)今日は少し真面目なトーンで、組織開発について書いてみたいと思います。

スープ、ネクタイ、リサイクル、ファミレスに海苔弁、ここ数年はコンサル・プロデュースも。有難いことに「スマイルズは面白いことやっているね!」といっていただく機会があります。せっかくの期待を裏切りたくないですし、自分たちがユニークで在り続けるためには、現状に甘んじることなく、新しいシカケや私たちらしいチャレンジを続けることの重要性をひしひしと感じます。(来期に向けて摩訶不思議な新規事業の準備も進めています)

そして最近増えてきたのが、「どんなメンバーで取り組んでいるのか」「特別な採用や研修を行っているのか」「チームビルディングや評価の仕組みはどうなっているのか」といった人材や組織に関するご質問やご相談です。 思い返せば、4人の人類学者の先生が会社の中に入り込んで弘文堂さんからスマイルズという会社を人類学する(2020年)』を出版いただいたり、社長の野崎がBAUSさんのコラムで「チーム・チーマー・チーメスト」と題し、サッカー パラグアイ代表を引き合いに出して私たちが目指すチームについて語ったりしたこともありました。

野菜や果物にとって土壌が大事だったり、その土地の気候に住む人の性格が影響を受けたり、他に無い日本酒づくりを目指す某酒蔵が酒造道具を自作することを徹底していたり、異なるアウトプットを志すならば、モノが生み出される・ヒトが育まれる「状況側」に異質さや創意工夫が必要ではないでしょうか。

これまでスマイルズは独学手弁当主義で「新卒カイワイ ピリ辛採用」「全員講師研修」「肩書交換ワークショップ」「105項目の評価MAP」などのガラパゴスな採用・研修・評価を実験してきました。自分たちの感性や経験をベースにした個人性を起点とする組織開発です。
またプロジェクトの割り振りやチームづくり、マネジメントの考え方に関しても、大幅に定石から外れており、ガターどころか隣のレーンのピンを倒しかねない勢いです。どれもまだまだ磨く余地があり改善すべき点も散見されますが、試行錯誤を重ね組織開発の手法武器に仕立てていけるように画策中です。

特別なリーダーがいなくても、ずば抜けたタレントがいなくても、誰しもが等しく、一人ひとりが個性を持っています。変化が激しい時代に、企業として価値を生むためには、 個人性が発露する促しや状況づくりが大切だと考えます。本当は、みんなおもしろい。本当は、もっといいチームになれるはず。

「N=1からはじめるHR、はじめます。」
私たちと一緒に、自社やチームの組織開発に取り組みたい方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせください。共に悩み、共に学び、自分たちらしい組織を探求しましょう。

※内容、表現、肩書、各種名称は、公開当時のものをそのまま掲載しています。